初めての一台、この車に決めた理由。|スバル・インプレッサ WRX STI(GDB)

右斜からの青いスバル・インプレッサWRX STI (GDB) 涙目 インプレッサ

はじめに

この記事では、免許を取って初めての車としてスバル・インプレッサ WRX STI(GDB)を選んだ理由や重視したポイント・比較した車種・実際に乗って感じたことを、体験談を交えて紹介します。

これから車を買う若者や15〜20年落ちのスポーツカーを検討している方の参考になれば嬉しいです。

重視した5つのポイント

まず初めに、実際に車を購入する際、外せなかったポイント5つを紹介します。

スポーツカー
四駆
MT
実用性
手の届きやすい価格

やっぱりスポーツカーが良かった。

夢に満ちた初めての車選び。妥協はしたくなかった。

本当は昔から憧れていたロードスターに乗りたかったのですが、FRでオープンカー。雪国で暮らす私には現実的ではありませんでした。

けれども、スポーツカーに乗りたい夢は諦めきれませんでした。

雪国でも安心な四輪駆動

雪国では外せないポイントでした。そして気づけばスバルのCMにまんまと影響されて、雪道=スバルのイメージがすっかり定着していました(笑)

やっぱりMT

やっぱり、車好きならマニュアル車という気持ちがありました。
それにせっかくMTの免許をとったのに、MT車に乗らないと『MTペーパー』になってしまう所でした。

実用性

スキーなど遠出をする際、荷物が十分に載らない車は現実的に厳しかったです。
それに、マイカーで気軽に車中泊を楽しむのも夢だったので、荷物がたっぷり載せられる車を選びました。

手が届く中古車価格

2代目インプレッサのGDB型なら安いものだと150万円台から見かけます。
4代目のVAB230万円〜ランエボ200万円〜ぐらいでした。

そんな理由もあって、この時点でインプレッサが最有力になりました。

比較した候補

デザイン的には、初代のGC82代目のGDB、そしてインプレッサWRXの後継モデルであるWRXのVAB(4代目)が好きでした。

GC8:軽くてカッコいい、初代インプ

初代であるGC8は歴代インプレッサの中でも全高が最も低く、スポーティな雰囲気が魅力です。
VABなどと比べるとシンプルで落ち着いたデザインで、飽きがこなさそうな印象。

車重は1200kg台と軽く、その軽さが走りの良さにもつながっています。
ただし、希少性が高いため盗難リスクがある点には注意が必要です。

GDB:個性的で好みのデザイン

2代目インプレッサGDBはマイナーチェンジ毎に大きく変更になった、個性的なフロントフェイスが魅力的。「丸目」「涙目」「鷹目」の名前で親しまれています。
その中でも、特に丸目涙目が候補でした。

丸目時代までは、不等長エキマニによるドロドロとしたサウンドも特徴。
また、GC8の5速MTからGDBで6速MTに変わったのも大きなポイントです。

VAB:最後のEJ20エンジン搭載モデル

EJ20エンジンを搭載する最後のモデルで完成度が高く、スタイリッシュで“ガンダム的”なメカメカしいデザインも好みでした。

正直、初期費用は少し高めですが、GDBの維持費を考えると、トータルではVABとトントンになるかもと思ったので迷いました。

GDBインプレッサにした4つの理由

最終的に、私はGDBの涙目インプを選びました。

理由はシンプルで、「今乗らなきゃ後悔する」と思ったのが大きな決め手でした。
10年後に同じ車を探そうとしても、もう簡単には手に入らないだろうし、維持も今よりずっと大変になっているはず。

だからこそ、「今このタイミングで乗るしかない」と思って決意しました。

正面からのスバル・インプレッサWRX STI (GDB) 涙目
スバル・インプレッサWRX STI (GDB) 涙目



他にもGDBにした4つの理由を具体的に紹介します。

サイズ
古すぎない
ワイルドな乗り味
今の車にないロマン

ちょうど良いサイズ感

GDBは大きすぎず、ちょうど良いサイズ感。
VABと比べると、全長で約190〜130mm、全幅で約65〜55mmほどコンパクトです。


実際に見るとこの差は意外と大きくて、免許取り立ての自分には「ちょっと扱いやすそう」と思いました。

全長全幅全高
GH-GDB WRX STI4405~4465mm1730~1740mm1425~1435mm
CBA-VAB STI4595mm1795mm 1475mm
GDBはアプライドにより数値に差があります。

古すぎない

初代インプレッサGC8だと、古い個体だとすでに30年以上前の物もあり、部品の入手が困難だったり、維持費がかさむことも。

その点、GDBは「現役で乗れるギリギリの年式」だと思います。
普段使いもまだできるラインで、まだ部品もある程度手に入るし、メンテも工夫すれば現実的です。

ハイスペックボーイよりもヤンチャな子が良かった。

VABは比較的年式も新しく、ボディ合成も電子制御もしっかりしていて、完成度の高い車です。

一方で、GDB“ドッカンターボ”と呼ばれるように、扱いにクセがあってちょっと野生的。

どちらを選ぶかは完全に好みですが、私は“手がかかるけど楽しい子”のほうに惹かれました。

“クラシックの入口”感

GDBは、若い世代からするとネオクラっぽさがある立ち位置。

その当時の雰囲気とかを感じられて、今の車にはないロマンがありました。購入したインプは自分の一個上ってのも熱いポイントです。

GDBインプレッサに乗ってみて、気づいたこと

実際に所有してみて気づいた、GDBインプレッサならではの魅力を4つ紹介します。

・四駆の安定感
四駆は雪道でのでの安心感だけでなく、コーナーや加速時も四駆の安定感を感じます。

・MTを選んで正解だった
やっぱり、6速MTはテンションが上がります。
MTは車と一体になって走っている感覚を味わうことができとても楽しいです。

・「私=インプレッサ」になった。
スポーツカーを所有することで、車好きの自分を表現することができるようになりました
おかげでいろんな人から「あの車乗ってるの?」って言ってもらえて、いろんな人と車の話ができるようになりました。

・古すぎないけど現行にはない雰囲気
「古すぎず、新しすぎず」
まだ部品もいくらか出るし、ある程度はディーラーでも構ってもらえる。けれど、今の車とは一味違うフィーリングやデザイン。

GDBインプレッサにはそんな“ちょうど良さ”がありました。

まとめ

駐車場に停まっている青いスバル・インプレッサ WRX STI(GDB)

結果、この車にして全く後悔していません。

実用性もあるし、走りの楽しさもあるし、何より気分が上がります。

なんだかんだ手のかかる車ですが、そこがまたいいところです。

それに、この時代のクルマにしかないダイレクトな感覚というか…。

インプレッサに出会って、車の世界が一気に広がりました。
前よりずっと車が好きになって、詳しくもなれた気がします。

この記事が、あなたの車選びの参考になれば嬉しいです。

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