GDBインプレッサ、納車日にまさかのトランク雨漏り!
納車を心待ちにしていたインプレッサ WRX STI。しかし喜びもつかの間、納車当日にトランクのマットが濡れているのを発見してしまいました。
古い車ではよくあるトラブルとはいえ、購入直後に雨漏りが起きるのはショックですよね。
今回は、納車直後に発覚したトランクの雨漏りと、その後数ヶ月で再発したケースをもとに、その原因とDIYでの対処法を紹介します。
同じインプレッサを所有されてる方や中古スポーツカーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
納車直後の雨漏り、原因はここだった!
原因はハイマウント配線の隙間
納車した後日、父に協力してもらいながら車に水をかけて雨漏りの箇所を確認しました。
原因は赤く囲った(ハイマウントランプにつながる配線)の部分です。

一見するとウィングの下なので水は入らなそうに見えましたが、インプレッサのウィングは水が中を通る構造になっています。
そのため、水がポタポタと垂れてきてしまったようです。
ブチルゴムを押し込んで0円DIY修理

原因を調べると、この黒い物体はブチルゴムというものでした。
ブチルゴムは粘土のように柔らかく、接着剤のような役割を持つ素材です。
元々ついていたブチルゴムが少し緩んでいたため、水が入り込んでしまったようです。
弾性があるので、指やヘラで押し込んで隙間を埋めると、雨漏りは無事に止まりました。
数ヶ月後に再発した雨漏り
古い車にはトラブルがつきものですね…
数ヶ月も経たないうちに、再びトランクが水浸しになっていました。
トランクとクォーターパネルの繋ぎ目が原因
今度の雨漏りの原因は、トランクとボディ(クォーターパネル)の繋ぎ目に隙間ができていたことでした。

前回と違い、トランク下のスペアタイヤのスペースまで水が溜まるほど、かなり大量に浸水していました。
スーパーXゴールドで防水処理
本来ならコーキングを使うべきところですが、コーキングを購入していたにもかかわらず、コーキングガンを持っていないことに気づきました(笑)
そこで、ちょうど手元にあったスーパーXゴールド(接着剤)で試してみました。
まず汚れを落とし、慎重にパテのように塗り広げ、乾燥させるだけ。
結果、隙間がしっかり塞がれ、雨漏りは止まりました。さすが「超多用途」と書いてあるだけあります。
雨漏りによるサビへの対策
トランクに溜まった水とサビの状況
二回目の雨漏りは前回よりひどく、トランク内に水溜りができてしまいました。その結果、トランクの金属部分がかなり錆びてしまいました。
そこで、DIYでサビを処理することにしました。

ヤスリと錆取りで下処理
まず、ヤスリや錆取りクリームを使って、できる限り錆を落としました。
最初は「表面だけかな」と思い、紙ヤスリで軽く落としていましたが、実際には錆が深く進行していたため、ワイヤーブラシを使ってしっかり落としました。

ヤスリを使ったときに出る細かい鉄粉は、必ず取り除きましょう。放置すると、再び錆の原因になってしまいます。
防サビをして仕上げ
錆を落とした後、塗装が剥き出しのままだと再び錆びてしまうので、ソフト99の赤サビ転換防錆剤を塗りました。

写真の通り、塗布した部分は反応して黒くなります。
ちなみに、スペアタイヤを固定する穴にも少し塗ったところ、膜ができて山が埋まりボルトが入らなくなってしまいました(笑)。
ですが、スペアタイヤ自体は動かないので、私はそのまま放置しています。DIYで作業する際は、こうした部分にも注意してください。
4ヶ月後の状態

約4ヶ月後にチェックしてみたところ、錆が広がっている様子はありませんでした。防錆剤のおかげでしっかり止まってくれているみたいです。
とりあえず、普段見えない場所なので塗装まではしていませんが、このまま様子を見ていこうと思います。
まとめ:DIYで直せるが重症ならプロに相談を
納車直後に発覚したトランクの雨漏り、その後再発した水漏れやサビも、DIYで無事に対処することができました。
- ブチルゴムや接着剤で隙間を埋める
- ヤスリや錆取りでサビを落とす
- 赤サビ転換防錆剤で仕上げる
古い車ではこうした雨漏りトラブルは珍しくありません。DIYで対処可能ですが、錆が深刻だったり、大切に長く乗り続けたい場合は、専門店に相談するのが安心です。
また、雨漏りは放置するとサビが進行し、車体の劣化につながります。購入直後のチェックや、定期的なトランク内の確認を習慣にすると、被害を最小限に抑えられます。


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